なまこ100gあたりのカロリー

コラーゲン

細胞や組織をつなぐ接着剤の役目をするたんぱく質の一種です。コラーゲンを摂取すると、新陳代謝が促され、老廃物の除去が進むのでピチピチした肌のハリが出てくると言われています。また特に女性は、更年期にはカルシウム不足で骨粗鬆症にかかりやすくなりますが、コラーゲンにはこのカルシウムをつなぎあわせる役目もあるので、骨粗鬆症の予防にも効果があります。
また、コラーゲンの吸収能力を高めるにはビタミンＣと鉄分もいっしょに摂取すれば効果的です。
不足すると、肌のハリがなくなり、血管の弾力性が失われるため老化が進行します。

マグネシウム　(100gあたり160mg)

体内で酵素の働きを助ける栄養素で、循環器系と骨や歯の健康を維持したり、精神の安定を保つほか、筋肉の収縮にも関わっています。
カルシウムとバランスをとって作用しているので（マグネシウム：カルシウム＝１：２のバランスが理想的です）、カルシウムのサプリメントを摂るときや牛乳をよく飲んだりするときは、マグネシウムも必ず摂るようにしましょう。２０代の女性では１日２５０�rが摂取の目安です。
不足すると、カルシウムが血液中に過剰に入り込むので、血管壁に沈着してしまい動脈硬化を起こしたり、脳梗塞、高血圧などの原因を作ります。また筋肉の収縮がスムーズに行かなくなり、筋肉痛が起きやすくなったり、神経が興奮してイライラしたり落ち着きがなくなります。

ビタミンB１２　(100gあたり2.3μg)

赤いビタミンと呼ばれ、赤血球のヘモグロビンの合成を助けて貧血を予防します。そのため、このビタミンもまた月経前の女性には効果的です。また、神経細胞の核酸やたんぱく質合成を促すため、脳神経の健康を保つのにも不可欠です。
動物性の食品にしか含まれないので、菜食主義の人は不足しがちです。
不足すると、血液中の赤血球が減少するため、めまい・動悸などが怒ります。また神経系にも関わりがあるため、イライラしたり、手足がしびれたり、うつ状態を引き起こしたりします。

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